わずか10~15分-。大原漁港の競り場で、魚の相場が決まるまでに与えられた時間だ。伊勢海老や金目鯛といった高級魚も、この短い時間で次々と値付けされていく。その厳しい世界に、知識ゼロの状態で飛び込むことになったのが、いすみ市大原の「割烹かねなか」二代目店主・中村一俊さん(50)だ。
同店は、カネトミ(同市)が大原漁港近くに構える和食店で、港の仲買人直営店として「その日揚がった魚を、その日のうちに」をウリに、長年地元で親しまれてきた。中村さんは先代である父の下で店内業務に携わり、店...
この記事は
有料記事です
残り905文字(全文1151文字)









