岩手県大船渡市の大規模山林火災は2日、焼失面積が約1400ヘクタールから約1800ヘクタールに拡大した。県や市によると、1日夕方時点で市街地のある大船渡湾方面の延焼を抑えたが、全体的に延焼範囲が広がった。発生から5日目も鎮火は見通せていない。消防や自衛隊が懸命な消火活動を続けている。
市は1896世帯4596人を対象に出している避難指示を継続。市によると、避難所には2日午前7時時点で1222人いる。
総務省消防庁は、新たに北海道と横浜市に緊急消防援助隊の出動を要請。要請先は計14都道県となり、活動規模は453隊の1697人になった。自衛隊が散水能力の高い大型ヘリコプターを6機投入し、計18機のヘリで空からの活動を続け、全国各地から派遣された消防が地上で消火に当たっている。大船渡市では2日、強風と乾燥の注意報が出た。
同庁の記録では、焼失面積は平成以降の林野火災で最大規模となる。
