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あわや1・2京円誤送金 米シティ、入力ミスで

2025/3/1 17:10 (2025/3/1 18:00更新)
 米金融大手シティグループのロゴ(ロイター=共同) 拡大する

米金融大手シティグループのロゴ(ロイター=共同)

 【ニューヨーク共同】英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は2月28日、米シティグループで昨年4月、81兆ドル(約1京2200兆円)が誤って送金されそうになったと報じた。送金処理の入力ミスが原因で、本来の送金額は280ドルだった。数時間後に送金手続きは取り消されたものの、発覚まで90分かかったという。

 FTによると、ブラジル宛てに280ドル送金しようとした際、制裁違反の恐れがある取引としてシステムにエラーが発生した。行員が手動で送金処理を試みたところ、システムには既にゼロが15桁入力されており削除する必要があったが、処理を誤ったとしている。

 金額の入力担当者と、取引をチェックする別の行員もミスを見逃し、3人目の行員が口座残高に問題があることに気付いた。その後、処理が取り消されたため、実際に顧客への送金が完了することはなかった。

 FTは「10億ドルを超える金額を誤送金しそうになる事案は、米国の銀行業界でも珍しい」とする元規制当局者らの声を伝えた。