【エルサレム共同】1月19日に発効したパレスチナ自治区ガザの停戦合意は1日、6週間とされた第1段階の期限を迎えた。合意はこれまでおおむね維持されてきたが、恒久停戦につながる第2段階を巡ってイスラエルとイスラム組織ハマスが対立しており、先行きは不透明だ。ガザではイスラム教のラマダン(断食月)の初日を迎え、住民は停戦継続を願った。
ハマスの完全な排除を掲げ、恒久停戦に否定的なイスラエルは第1段階を延長したい考え。一方、ハマスはイスラエル軍のガザ完全撤収を求め、第2段階に進むことを主張している。米国のウィットコフ中東担当特使は2日にも中東を訪れ、カタールやエジプトなどの仲介国と停戦合意を協議するが、難航は必至だ。
エジプト首都カイロでは2月27日、イスラエルや米国の代表団も交えた「集中的な協議」が実施された。合意決裂回避に向けた仲介が本格化している。ロイター通信によると、イスラエルは第1段階をさらに6週間延長したい意向とされる。
ガザでは1日、イスラム教で最も神聖な月となるラマダン入りした。
