福井県は18日、県内の海水浴場で遊泳客がイルカにかまれる被害が相次いだことを受け、対策を検討する会議を開いた。県の担当者は、イルカに発信器を付けて位置情報を把握するシステムの整備や、海水浴場の監視員増員などに取り組むと説明。海水浴シーズン前の6月までに対策をまとめる。
会議は県庁で冒頭以外非公開であり、市町の担当者や専門家ら約50人が参加。終了後、三重大の森阪匡通教授(鯨類学)は取材に「イルカを見かけたら、海から上がることが一番の対策だ」と話し、遊泳客への周知徹底を訴えた。
県によると、22〜24年に福井市、敦賀市、美浜町で、少なくとも53人がかまれるなどしてけがをした。
