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国定史跡「トランス」削除 米、LGB表記で抗議デモ

2025/2/15 17:20 (2025/2/15 18:00更新)
 14日、米ニューヨークのバー「ストーンウォール・イン」の前で、抗議デモに参加する人々(共同) 拡大する

14日、米ニューヨークのバー「ストーンウォール・イン」の前で、抗議デモに参加する人々(共同)

 【ニューヨーク共同】LGBTQ(性的少数者)の権利拡大につながった米ニューヨークの事件現場を国定史跡として紹介するウェブサイトで13日に「トランスジェンダー(T)」などの言葉が削除され「LGB」とだけ表記されるようになった。史跡では14日に抗議デモがあり、数百人が「トランスジェンダーの存在を消去させない」と気勢を上げた。

 トランプ大統領はトランスジェンダーに批判的で、連邦政府が認める性別を「男性と女性」だけにするとの大統領令に署名した。史跡を管理する国立公園局は米メディアに対し、大統領令にのっとりサイトの表記を変更したと説明した。

 史跡は1969年6月に性的少数者と警官隊が衝突し、暴動が起きたバー「ストーンウォール・イン」とその周辺。70年から抗議デモが性的少数者の権利擁護を訴えるパレードに発展し、日本を含め世界に広がった。

 当時、暴動に加わったマーク・シーガルさん(74)は取材に「事件は圧政への抵抗の象徴だ。文言を消してもトランスジェンダーの人々は消せない」と反発した。