豊漁と航海安全を祈願する沖縄の伝統行事「那覇ハーリー」が5日、那覇市の那覇新港で開かれた。コロナ禍による中止を経て開催は4年ぶり。竜をかたどった手こぎ船3隻が速さを競うメインイベント「本バーリー」では、水しぶきを上げながら櫂をこぐ勇ましい姿に、沿岸から見物客が歓声を送った。
竜の頭や尾の飾りを取り付けた全長約14・5mの色鮮やかな「爬竜船」に、伝統衣装を着たこぎ手役ら42人がそれぞれ乗船。鐘を打つ音に合わせ、約600mのコースを勢いよく進んだ。
市内3地区の対抗戦で優勝した泊地区チームの仲本興平さん(46)は「毎日2時間練習した。うれしくて泣いてしまった」と声を弾ませた。
