「海の正倉院」とも称される世界文化遺産の沖ノ島(福岡県宗像市)で出土した国宝などを集めた特別展が、奈良県立橿原考古学研究所付属博物館(同県橿原市)で開かれている。沖ノ島は古代から朝鮮半島への航路上に位置し、航海の安全を願う国家的な祭祀が行われていたといい、出土品からは大和政権の影響を垣間見ることができる。6月18日まで。
沖ノ島は玄界灘のほぼ中央に位置する孤島。活発な対外交流を背景に4世紀後半から9世紀末まで続いた祭祀遺跡が残る。これまでの調査で朝鮮半島や中国伝来の製品や、メソポタミア(現在のイラク)由来のガラス器なども見つかっている。
