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パスタ製麺機、90年の歴史に幕 イタリアから輸入、千葉・柏

2022/12/9 16:47 (2022/12/9 17:34更新)
 パスタ製造会社「ニューオークボ」の工場で約90年にわたり稼働する製麺機。まもなく役目を終える=9日、千葉県柏市 拡大する

パスタ製造会社「ニューオークボ」の工場で約90年にわたり稼働する製麺機。まもなく役目を終える=9日、千葉県柏市

 老舗パスタ製造会社の製麺機が約90年の歴史に幕―。千葉県柏市の「ニューオークボ」は9日、工場内でのパスタ作りの様子を公開した。本場イタリアからやって来た機械は来年にも引退予定で、静かに麺をはき出す姿に従業員らは温かいまなざしを向けていた。

 1933年に前身会社の社長だった故大久保仙七さんが、パスタを日本に普及させたいと一念発起して輸入した。鉄製で高さ約3m、臼のような部分に材料を入れて上から押し出す。

 輸入当時からの高圧でプレスする製法を守り続け、今もこの作り方の麺は日本で唯一だという。老朽化などを理由に、来年中に新工場を開くタイミングで役目を終える。