【ジュネーブ共同】世界保健機関(WHO)は8日、蚊が媒介する感染症のマラリアによる死者が2021年は61万9千人で、20年の62万5千人から微減したとの推計を発表した。21年の感染者は2億4700万人で、20年の2億4500万人から微増となった。
マラリアの死者数は減少基調が続いてきたが、新型コロナウイルス感染症の世界的大流行で医療機関が逼迫したことで、20年は前年比で1割強も増加。21年も診察や治療態勢が影響を受けたほか、物流の停滞で感染予防に有効な蚊帳の配布も滞るなどしており、死者・感染者が高止まりする傾向が続いた。
