薬剤師を養成する大学の6年制薬学部について、文部科学省は、2025年度以降の新設と定員増を原則として認めない方針を決めた。薬学部設置は大学が自由に申請でき、法令に適合すれば認可されるため、近年は薬剤師の供給過多の恐れが指摘されていた。早ければ22年度中に大学設置基準を改正する。
22日に開かれた薬学教育に関する有識者会議で定員抑制策を盛り込んだ報告書案を示し、大筋で了承された。ただ、薬剤師は都心部に偏在するため地域差が大きく、薬剤師不足の都道府県は例外的に新設・定員増を認める。
厚生労働省推計で、薬剤師は20年の約32万人が45年に最大約45万人となる。
