目の網膜の働きが損なわれて物が見えにくくなる「遺伝性網膜ジストロフィー」に関わる82の遺伝子を同時に調べる「パネル検査」を、神戸アイセンター病院(神戸市)が4日までに始めた。原因遺伝子を特定できるかどうか検証するのが主な目的で、数年以内の保険適用を目指す。実用化できれば患者個人に合わせた治療や生活支援につながると期待している。
遺伝性網膜ジストロフィーは厚生労働省指定難病の「網膜色素変性症」が代表的な病気で、推定患者数は4千〜8千人に1人。約300の遺伝子が関連し、それぞれに応じた症状の進み方や治療法の研究が進んでいる。