岐阜県は28日、専門家による環境影響評価審査会委員会を開き、同県中津川市のリニア中央新幹線トンネル工事現場で10月に起きた事故に関するJR東海の調査結果を審議した。岐阜大工学部教授の神谷浩二委員長(地盤工学)は事故現場の資料提供が不十分だと指摘し「不安や懸念を持たれている中で、もう少し丁寧に説明した方がいい」と苦言を呈した。
委員会では、出席したJR東海の担当課長が事故があったトンネル先端部は比較的堅固だったとして「地盤沈下はなく、環境に与える影響はない」と強調。発破直後に作業員が立ち入ったことが問題だったと説明した。