岸田文雄首相は22日、東京都内で講演し、日本を取り巻く国際情勢が変化する中、新たな外交の展開に向け「『新時代リアリズム外交』を進めたい」と表明した。その基盤として「安定政権の確立」が重要と指摘した。10月の衆院選直前に就任した経緯に触れ「選挙に負ければ最も在任期間が短い首相となったが、史上最短内閣の危機を乗り越えた」と話した。
自身が会長を務める宏池会(岸田派)出身の大平正芳、宮沢喜一両元首相の外交に触れ「宏池会は昔からリアリズムの外交を掲げてきた」と指摘。「これを受け継ぎながら主体的な外交を進めていきたい」と述べた。